製品について

本製品は、耐久性に優れた新品のステンレス製オープンドラム缶を素材に使用した、取り外し自在の三本脚で自立するドラム缶風呂です。

ホームサウナを作ろうとした際に水風呂をどうするかを考えていたところ、やはり自宅のお風呂を使用するのは妻が嫌がるのではないか、また屋外で星を見ながらお風呂にも入りたいと考えて、自立する脚付のドラム缶風呂を思い付き製品開発をしました。

一般的に使用されている鉄製のドラム缶風呂は、直火による底部の塗装の剥げにより一回の使用で錆びが出ますが、素材をステンレス製にすることで錆びも無く耐久性に優れたドラム缶風呂となります。

またその3本脚のデザイン性で特許庁からも「新規性」と「進歩性」があると認められ、意匠特許を取得することができました。

よって類似品の製作は特許法違反となり、当店のオリジナルの製品となります。

(登録意匠第1743529号) 素材はステンレス製なので耐久性に優れておりなおかつ錆びないことから、キャンプや災害時でのお風呂、屋外でのサウナ利用の水風呂などにも使用できます。また、ステンレス製ドラム缶底部とL字型の脚受けの構造や、すぐに組み立てられて丈夫な構造設計は、弊店の独自のノウハウによるものです。

ドラム缶風呂の脚はコの字型で丈夫な穴あきアングルを使用しており、脚(長尺約30㎝高)が付け足せますのでドラム缶の下から薪が焚けるように設計しております。この構造により、ドラム缶を立ち上げるために従来使用していたブロックやU字溝は必要なくなります。

また脚を3本脚にすることでガタつきも無く水平がとりやすい仕様となることや、さらにドラム缶風呂を安定させるために脚底部分を大きくすることで、地面との接地面積が広くなりより安定した構造になっております。

ドラム缶本体のステンレスの板厚は1.5㎜で直火の700~800度にも耐えられるのと、ドラム缶の形状はオープンドラム式の天蓋をバンドとボルトで締めるタイプなので、保存性にも優れていることから火災用の貯水槽としても利用できます。

ほかにも、入浴時に底に敷くスノコは腐りにくい檜(ヒノキ)製で、水抜き用にステンレス製のバルブを付けるなどの便利設計を施しております。

この水抜き用のバルブについては、災害時の飲み水のろ過器としても使用できるなど利用用途も多岐にわたります。 またドラム缶からはみ出している脚やバルブは取り外しが出来ますので、車での運搬など持ち運びにも配慮した製品となっております。

製品仕様

<素材・材質>

ドラム缶:新品ステンレス製オープンドラム缶 200L(SUS304)(天蓋付き)色 シルバー バルブ:ステンレス製3/4
脚と脚受け、脚底部分:スチール製(約30㎝高)(錆止め加工済み)
スノコ:檜(ヒノキ)製

<サイズ>

ドラム缶サイズ:外径600㎜ 外高955㎜ 板厚1.5㎜
ドラム缶風呂サイズ:内径567㎜ 内高875㎜
ドラム缶風呂脚付き全体サイズ:高さ1,160㎜ 外径1,080㎜ 重量:約30.0㎏ (天蓋含む、脚・スノコ・バルブを除く)

<生産地>

ドラム缶:日本製

ドラム缶風呂のレンタルサービスはこちらをご覧ください。
http://makiyasan.net/drumcan_furo.html

「ドラム缶風呂でのお湯の沸かし方」

  1. ドラム缶風呂に脚とバルブを取り付けて、3分の2ほどお水を入れて天蓋を閉めてください。
  2. 焚火台をドラム缶風呂の真下に設置し、4本の薪で井の字に組んでください。
  3. 次は着火となりますが、着火剤や牛乳パック等を着火剤の代用品として利用することで、簡単に薪に着火することが出来ます。
  4. お湯が適温まで沸く薪の使用量は、弊店販売の48cm楢(ナラ)薪ですと、約6本の使用で時間は約60分?80分(季節による)でお湯が沸きます。
  5. お湯が適温まで湧いたら、ドラム缶底部から焚火台ごと抜き取っていただくことで、温度の上がり過ぎや溢れ出たお湯が火に掛かり煙が出ることを防げます。
  6. 薪で沸かしたお湯は、栗の木などの樹種はトゲトゲしい肌触りになったりもしますが、楢(ナラ)薪で沸かしたお湯はお湯もなめらかで体の芯まで温まります。この樹種の違いによって肌触りや体の温まり方に違いが出るのも不思議なことなのですが、その違いを一度ご体感いただければと思います。

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