使用上の注意・組立・分解・運搬について

  • ・設置の際はキャンプ場等の屋外の広い場所に設置してください。また屋内はもちろんのこと建物の近くや可燃物の近くでの利用は絶対におやめください。また使用後にお湯を捨てることを考慮した上で設置場所を選定してください。
  • ・設置は地面が固く平坦な場所に設置してください。水平器を使用していただくことでドラム缶風呂を水平に設置出来るようになります。
  • ・ドラム缶を水平に設置することで、ドラム缶を支える3本の脚に均等に加重が掛る構造になっております。しかし斜めに設置してしまうと1本の脚に負荷が掛かりすぎる場合がありますのでご注意ください。
  • ・ドラム缶風呂本体の底に付いている脚受けと地面に接する脚底部分を繋ぐ脚は、接続部分1ケ所あたり4本のボルト・ナットで固定していただきますが、ボルト・ナットを締め付ける際は必ず工具(12mmのスパナ)2本を使用して締め付けてください。(締め付が強すぎると、ボルト・ナット間でカジリ(焼き付き)が発生して分解できなくなる場合がありますのでご注意ください。)
  • ・ボルト・ナットでの脚の組み立て・分解・天板のバンドの取り外し・取り付けの際は、ボルトやバンド等が固く締まっている場合がありますので、作業中にケガや指を挟んでしまわないように必ず軍手や革手袋を装着して作業を行ってください。
  • ・排水用のバルブをドラム缶風呂本体に取付けるネジ部分(ニップル)には防水用のシールテープを螺旋巻きにした後にバルブを締め付けてください。
  • ・バルブをドラム缶風呂本体から取り外した際は、ネジ部分に残ったシールテープをワイヤーブラシ等で取り除いてください。
  • ・水抜き用バルブは火があたるドラム缶底部から離した構造設計となっておりますが、お湯を沸かす際はバルブには熱気を近づけないようにしてください。
  • ・お湯を沸かしている途中や入浴終了後すぐは、脚とバルブが高温となっている場合がありますので素手で触れないでください。
  • ・入浴する際にバルブを足掛けとして使用することは絶対におやめください。パーツ部品の破損にも繋がるのと、火傷やケガの原因にもなりますのでご注意ください。
  • ・ドラム缶風呂として使用するお湯の温度は入浴に適した温度までとし、それ以上の高温まで温度を上げることはおやめください。
  • ・お湯が適温になりましたら、焚火台ごと抜き取っていただくか火バサミで火を掻き出していただくことで、温度の上がり過ぎや溢れ出たお湯が火に掛かり煙が出ることを防げます。
  • ・お湯が沸いたドラム缶風呂の底部は高温になっておりますので、入浴の際には必ず付属の底に敷くスノコを水面に浮かべて、必ずスノコの真ん中に脚を掛けて脚でスノコを押し沈めるようにして入浴してください。スノコの端に脚を掛けて押し沈めるとスノコの浮力によりスノコが回転することがありますのでご注意ください。
  • ・入浴の際には椅子や脚立などで高めの足場を作り、足場からドラム缶のフチを跨ぐようにして入浴してください。無理な態勢での入浴によりドラム缶風呂の脚に負荷が掛る場合がありますのでご注意ください。
  • ・入浴の際は一つのドラム缶風呂へ多人数での入浴や、高所からの飛び込み等の危険な行為はおやめください。
  • ・入浴後、水に濡れたスノコは水を切って日影で乾燥させてください。カビや反りの原因になりますのでご注意ください。
  • ・ドラム缶底部に付いている脚受けと天板を締めるリング、地面から立ち上げる脚と地面と接する脚底部分は鉄にメッキをした部品となるため、使用の仕方によるキズや炎熱、保管状態等の原因からメッキが剥がれてサビが発生することがあります。このサビにより強度が落ちる場合がありますので適時サビ落としやサビ止め加工をおこなってください。
  • ・使用後洗浄する際は、ステンレスの膜が壊れないようにスポンジ等の柔らかい素材を使用していただき、硬いブラシ等では擦らないでください。また洗剤は塩素系の洗剤を使用しないでください。(家庭用ステンレス風呂用の洗剤等をおすすめします。)
  • ・入浴剤の使用については、硫黄入りの入浴剤やソルト(塩)系の入浴剤は使用しないでください。
  • ・ドラム缶風呂のお湯を捨てる際は、構造上バルブ口より下に残った水は抜けきれませんので、ドラム缶を傾ける等によりお湯を抜いてください。
  • ・運搬の際は、3本の脚とバルブを取り外して運搬してください。脚やバルブを設置したままだと運搬途中に他の荷物との接触により脚やバルブに負荷が掛る場合がありますのでご注意ください。
  • ・ドラム缶風呂は水を張ってからお湯を沸かすようにしていただき、絶対に空焚きはしないでください。
  • ・ドラム缶風呂として製作した製品を、別の用途や改造して使用することはおやめください。
  • ・ドラム缶風呂の保管に関しては雨や水に濡れない場所で保管していただき、カバーとして100円均一で販売されているタイヤ収納カバー(Sサイズ)がサイズとしても合うことから保管用カバーとしてご用意いただくこことをお奨めします。

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